三凾座の解体 竹内公太 個展「影を食う光」

《三凾座の解体》
会場内の座席に腰掛けると、三凾座の解体のすべてを、まるでその現場にいて、三凾座のスクリーンを背に長いすに座って眺めているような錯覚に陥ります。約30分の体験です。


竹内公太 個展「影を食う光」
http://kota-takeuchi.net/sight_consuming_shadow.html

《三凾座の解体》
会場内の座席に腰掛けると、三凾座の解体のすべてを、まるでその現場にいて、三凾座のスクリーンを背に長いすに座って眺めているような錯覚に陥ります。約30分の体験です。
《昔の鉄道跡を通って石炭を運んだ道をビデオカメラをつけたヘルメットをかぶって2013》
常磐炭鉱時代に石炭を輸送した軽便鉄道跡の道のりをヘルメットをかぶって移動する疑似体験映像もあります。もちろん、古滝屋駐車場奥の旧トンネルも通っています。

個展「影を食う光」会期延長
会期 12/23(月)まで、
11:00〜16:30、※最終23日を除く月、火、水は休館
影を食う光 Sight Consuming Shadow
会場 森美術館 いわき市大久町大久字稲荷前2-2
http://www.joint-net.jp/moribi/moribi

開館時間 午前11 時ー午後16 時30 分
(最終12月23 日(月)を除く月、火、水 休館) 入場無料

主催 三凾座リバースプロジェクト
助成 公益財団法人 福武財団
協力 森美術館他
問い合わせ
三凾座リバースプロジェクト 檜山直美 : kinokurashi@gmail.com
竹内公太:mail@kota-takeuchi.net

関連HP
三凾座物語
http://ameblo.jp/mihakoza/
森美術館
http://www.joint-net.jp/moribi/moribi

《三凾座の解体》は映像インスタレーション作品。
まったく気にせず好きなことをやれるというので、本当に好きなようにやってしまった。
紆余曲折を経て、結局リバースプロジェクトの方の多大な支援と、展示会場として貸していただける森美術館のご協力もあり、映画や石碑のオマージュとしての映像インスタレーションを設計した。光を観ること≒観光の、リバースならぬリプレイのような展覧会を企画した。展覧会タイトル「影を食う光」は《三凾座の解体》の映像テスト時に得た率直な印象である。習作の映像、ドローイング、各種資料も併せて設置する予定である。
二つの映像をひとつのスクリーンに重ね合わせる。映像のうちのひとつは三凾座という劇場が解体される様子であり、かつてスクリーンが設置されていた箇所から観客席側にむけて定点撮影したものである。録画した映像データをメディアプレーヤーを用いて再生し、プロジェクターを使い投影する。もうひとつの映像は展示会場、この映像の鑑賞者側を小型カメラを用いて撮影したもので、リアルタイムで別のプロジェクターから投影する。ふたつの映像を投影する面はかつて三凾座で使われていた銀幕スクリーンを用いる。
録画された過去の映像の中で、以前劇場の長いすがあった位置と、現在の展示会場の映像の鑑賞者が座る長いすの位置とが概ね一致するように、二つの映像の大きさと位置、長いすの位置、カメラの角度を調整する。鑑賞者は長いすに座って映画を観る要領で、劇場が解体される様子を内側から鑑賞する。銀幕には解体される劇場と、その劇場に座る鑑賞者が映っている。解体される劇場の中に擬似的に居座ることができる。
映写機、プロジェクターは暗い面に光の束を投射してその反射光を見ることで映像を視認することができる装置である。投影面が暗いことが映像を観る条件である。このインスタレーションでは二台のプロジェクターから同じ面に向けて光を投射するので、一方の映像の中の暗い部分にのみ、他方の映像の明るい部分が現れる。過去の劇場内の影の部分に、現在の展示会場の鑑賞者が映りこむ。逆に、暗くセッティングされた現在の展示会場の背景部分に、過去の劇場の外からもれ入る光が映し出される。過去の光と現在の光が、お互いの影を食い合う。お互いの影をお互いの光が侵食する形で視認できる劇場と鑑賞者の共存が、劇場が徐々に解体され明るくなるにつれてどのような終わりを迎えるのかは、実際の鑑賞者となって一見していただきたい。

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